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2017年度
環境
環境へのやさしさとコスト削減を両立する樹脂製品
地球温暖化防止に貢献する一般ゴミとして取扱える樹脂製品の普及
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同社は、環境に優しい一般(可燃)ゴミとして取扱うことができる樹脂製品の成形技術を開発したオンリーワン企業として、地球温暖化・環境負荷削減に資する製品を生産・実用化し、官公庁をはじめ国内市場での普及をめざしています。
プラスチック使用後の焼却により排出される二酸化炭素は地球温暖化につながります。プラスチック含有量が少ない樹脂製品が普及すれば、地球温暖化・環境負荷の解決に貢献できます。そこで同社は、プラスチック含有量を50%未満に抑える成形技術を開発。この技術によりつくられた樹脂製品は、印刷用紙や紙袋、ボトル容器などに展開できます。
また、プラスチック含有量が50%未満の製品は、一般ゴミとして取扱えます。これにより「容器・包装リサイクル法」適用除外および可燃ゴミとして処分できるため製造および処分コストの削減ができます。
このように「環境とコストの両立」を可能にする材料として普及をめざしていきます。
私がサポートします!
環境にやさしい材料は、一般的に高価格であり経済的問題から広く使用されるには大きな問題がありました。
本事業で展開する材料は、環境面と経済面の双方で優位性を示す特徴を有しており、各種製品への展開が強く望まれています。同社ではこの要望に応えるべく、関係先と連携して応用開発を進めており事業化まであと少しの段階に達しました。
開発を推進し、また安定した材料供給を実現するために、体制の構築や成長戦略の推進についてサポートを実施していきます。
コーディネータ 鳥淵 浩伸
セールスポイント
- 石油由来の樹脂含量を減らすことにより、CO2排出を抑制します。
- 樹脂に安価な無機物を50%以上混練することにより製品の原材料価格を削減し、価格競争力を付与できます。
- 製品中の樹脂含有率を50%以下にすることにより、容器包装リサイクル法の負担金が不要となります。
- 製品中の樹脂含有率を50%以下にすることにより、一般(可燃)ゴミとして扱うことができ、処分費用が削減されます。
- 製品に弱アルカリ性無機物を50%以上含有させることで、焼却処分時の炉の酸性化を防ぎ、施設を長寿命化することができます。
希望するマッチング先&パートナー
- 包装紙・印刷用紙(合成紙) 取扱い企業
- 手提げ袋、ファッション袋 取扱い企業
- 農業用フィルム・シート 取扱い企業
- 各種食品トレー・容器包装資材 取扱い企業
- 各種化粧品・医薬品包装資材 取扱い企業