犬猫の死因の約半数が「がん」とも報告される時代に突入した現在。獣医療におけるがん治療は、ヒトと同じく、外科手術、放射線治療、抗がん剤などで対応しているものの、身体への負担や麻酔のリスク、重篤な副作用、実施可能な医療施設が限られるなど、多くの課題が存在します。
そこで注目されているのが、CAT(活性化リンパ球)療法をはじめとする、がん免疫細胞療法です。この療法は、自分の体内にあるリンパ球などの免疫細胞を体外で増殖させ、再び体内に戻すことによりがん細胞を攻撃し、また体全体の免疫力を高める治療法です。自らの細胞を用いて行う治療法であることから大きな副作用はほとんどなく、かつ、がんの再発や転移を抑えるという点で効果が確認されています。
今後は、このCAT療法に加え、さらに進化させ抗腫瘍効果が優れているNK(ナチュラルキラー)細胞療法を開発し、国内外問わず獣医療、ペット社会への貢献をめざしています。
私がサポートします!
少子高齢化を迎える日本社会。人の心の充実やケアという意味では、犬猫を筆頭にペットは家族の一員です。「がん」を発病したペットの治療は、飼い主にとって、悲しみと共に様々な気苦労や負担を強いられることになります。
今回サポートする企業は、獣医療およびペット社会に向けたがん治療の「CAT療法」に加え、新たな治療方法である「NK細胞療法」の開発に取り組んでいます。めざす市場を席巻できるよう、プロモーションを中心に国内外問わず最大限サポートしていきます。
コーディネータ 荻野 賢一
セールスポイント
- 培養に不慣れな臨床獣医師でも安全かつ平易に細胞を培養できる技術支援
- 獣医療で再生医療をいち早く導入したトップランナー企業
- 日本獣医再生医療学会創設メンバーの一員であり、現在学会事務局
- 動物再生医療推進協議会の理事である
- DSファーマアニマルヘルス㈱と犬の間葉系幹細胞医薬品の共同臨床開発中
希望するマッチング&パートナー例
- 動物病院
- 獣医療におけるがん免疫療法や再生医療に接点をもつ企業(動物用医薬品販売会社、動物保険会社、検査委託会社、動物医薬品会社、さらに海外展開を検討されている企業 等)
企業DATA
細胞治療・再生医療導入支援、 培地・培養技術(細胞培養)の研究開発
株式会社J-ARM
◯大阪市阿倍野区阿倍野筋5-9-27
◯代表取締役社長 岡田 邦彦
○設立:2006年4月 ○資本金:4,300万円 ○従業員数:9名
◯TEL:06-7890-5959 ◯FAX:06-7890-5959